当事務所の8つの特徴
1. 世界でトップクラスの事務所
リンクレーターズはグローバルに活躍する法律プロフェッショナルが所属する事務所として、各国の大手企業や金融機関が抱える複雑なニーズに応えられるよう常に全力を注いでいます。リンクレーターズに在籍する弁護士・スタッフはグローバルで約5,460名(うち弁護士等の法律プロフェッショナル約2,530名以上)に上り、注目の高まる市場において著名なクライアントを擁し、数々の先駆的案件を手掛けています。
その結果、リンクレーターズは世界で最も著名な事務所の一つとして高い評価を受けています。2005年4月1日に旧三井安田法律事務所と統合し、Legal Business Awards(ロンドン)のMost Enterprising Law Firm of the Yearを受賞したことを皮切りに、数々の賞を受賞しています。直近の受賞歴は下記をご覧ください。
- Japan Firm of the Year, Euromoney Women in Business Law Awards Asia 2021
- Innovative International Firm of the Year, Euromoney Women in Business Law Awards Asia 2021
- Asia-Pacific Innovation Deal of the Year, PFI Awards 2020 - Akita offshore wind project
- Renewables Deal of the Year, PFI Awards 2020 - Changfang & Xidao offshore wind project, Taiwan
- Innovative Equity Deal of the Year, DEALWATCH Awards 2020 - Asahi Refining USA Inc’s Zero Coupon Guaranteed Convertible Bonds
- Global Law Firm of the Year, PFI Awards 2020
- Most Innovative Firm, Euromoney Women in Business Law Awards Asia 2015, 2017 - 2020
- Asia Law Firm of the Year, PFI Awards 2019
- Japan Deal of the Year, M&A Deal of the Year (Premium), TMT Deal of the Year - Toshiba’s sale of Toshiba Memory Corporation, Asia Legal Business Japan Law Awards 2018
- Best Law Firm, Finance Asia Japan Achievement Awards 2014/15 > seven of the last 10 times the award has been hosted.
- PRIDE指標(LGBTに関する企業の取り組みの評価指標)「ゴールド」, Work with Pride 7年連続受賞(2016年~2022年)
- ファミリーフレンドリーアワード, 第二東京弁護士会2017年
2. 日本の第一線で活躍する弁護士が所属
リンクレーターズには国内外を問わずトップレベルの弁護士が多数所属しています。当事務所は、高い品質の技術、能力を有していることはもとより、クライアントのニーズに応じて、ビジネスの観点を加味したバランスの取れた革新的なアドバイスを提供しています。
東京オフィスにおいては、パートナーのピーター・フロスト、藤田元康、坂田絵里子、田場洋史らがChambers(世界中の弁護士を評価する調査機関が発行する調書)において高い評価を得ています。
3. 強力な海外ネットワーク・海外勤務
当事務所では、海外のリンクレーターズの各オフィスと連携して業務を進めており、日本、アジアそして世界各地で扱われている大規模な取引に関するアドバイスを提供しています。共通のネットワーク、ノウハウ、サポートを利用し効率的に業務を進めることで、日本および世界中における最高のリーガルサービスを提供しています。
当事務所は東京で数年間、実務経験を積んだ後、リンクレーターズの海外オフィスで勤務を希望する多くの弁護士をサポートしています。リンクレーターズの一員として海外オフィスで実務に携わることを望む弁護士にとっては、自己研鑽の場として最高の環境が用意されています。
直近では東京オフィスに所属する弁護士数名がロンドン、香港、シンガポール、ニューヨーク、ルクセンブルグのオフィスで現地のスタッフと業務にあたったほか、東京、ニューヨーク、ロンドンのクライアントへ出向しました。いずれの弁護士も刺激のある新しい環境の中で、世界で通用する弁護士となるための貴重な経験を積んでいます。
4. 若手が活躍できる環境を提供
リンクレーターズでは個人の意欲とスキルのほか、チームワークも重視します。当事務所では、アソシエイト(若手弁護士)が経験豊富な弁護士によるサポートを必要な時にいつでも受けられる体制を整えています。
当事務所では弁護士ひとりひとりが入所直後より積極的に自らの見解を表明することを期待しています。若手のうちから責任ある仕事を任せ、育成します。実際の案件においては、入所直後の新人弁護士のほか、案件によっては外国人弁護士を含めたチームを編成し、各人の経験やノウハウに基づき議論をしながら業務を進めます。経験の少ない弁護士は、直接パートナーによる指導を受けます。このような環境の中で、建設的かつ積極的な姿勢を持ち、創造的なアドバイスを提供する弁護士を育成していきます。
5. 充実した所内セミナー・海外研修
リンクレーターズでは、弁護士にとって正確な法律知識、法的思考力、交渉力、法的文書作成スキルは必要不可欠であると考えています。
実践を通じて経験を積むこと以外にも、入所直後の弁護士に対するセミナー、各分野で活躍する弁護士による講義、勉強会や海外オフィス、または複数のオフィスを横断的に開催される研修など、豊富な研修プログラムや学習の場を提供しています。
リンクレーターズでは多くのクロスボーダー案件を取り扱っています。これらの案件に携わるには海外のオフィスの状況を理解することが必要となります。当事務所ではグローバルファームという利点を活かし、年に一度、プラクティスごとに各国から弁護士が集まり研修を開催し、互いに議論を重ね自己研鑽を積んでいます。
また、渉外弁護士として活躍する上で、英語力もひとつの重要な要素となっていきます。リンクレーターズでは、オリジナルの語学研修のほか、日々の業務を通じて英語力の強化をサポートしています。
6. 働きやすさを追求した環境
リンクレーターズは、高い品質、個の尊重、チームワーク、リーダーシップ、誠実さ・高潔さを、価値・行動指標とし、理想的な職場環境の提供に努めています。皇居の豊かな緑を臨め、日本のビジネスの中心地である東京・丸の内にオフィスを構えています。
リンクレーターズは、優れた職場環境を提供するとともに、ひとりひとりがバランスの取れた日々を過ごすことが、個人の能力を発揮し、ビジネスを発展させていく上で重要だと考えており、人生の様々なステージをサポートする体制を整えています。
所内イベント:
所内ではサマーイベント、クリスマスパーティ、チャリティ・イベントなど、各種イベントが頻繁に開催されます。
休暇制度:
有給休暇制度に加え、性別を問わない「ジェンダーフリーの産休・育児休暇」、配偶者(同姓パートナー含む)が出産した際の「ニューペアレント休暇(旧:父親休暇)」(4週間)などの制度が整っています。当事務所では、所属弁護士とスタッフに対し、これらの休暇を利用・消化することを推奨しており、実際に、これまで入所後に子供が生まれた男性弁護士は、全員が父親休暇を取得しています。 上記に加え、自身の誕生日以外の家族の記念日(結婚記念日、子供の誕生日等)にも取得可能な「誕生日休暇」や「ボランティア休暇」があります。
ライフ・サポート:
各種慶弔見舞金の支給や、割引価格でリゾートホテルやスポーツクラブ、託児所などを利用できる制度に加え、家族に関する心配事や問題、その他生活・キャリア全般をサポートするためのカウンセリングサービスを24時間体制で受けられるEAPプログラムを提供しています。
性別を問わず、子育てをしながら働く弁護士・スタッフのサポートにも力を入れており、子育てに関する情報を提供するイントラネット、在宅勤務ができる体制、ベビーシッターや保育施設等の費用を補助する制度が整っています。また、上述の職場イベントには子供の同伴が可能で、職場での理解を深めるとともに、チャリティ・イベントは子供や家族への啓蒙活動にも繋がっています。
また、東京オフィスでは、同性パートナーを持つLGBTスタッフも、男女からなる夫婦・その家族と同様の福利厚生が受けられます。
7. コーポレート・レスポンシビリティ(CR)
リンクレーターズは社会の一員としての責任を重要視しています。
私たちは優れたアドバイスを提供するだけでなく、共通の文化・価値観を分かち合い、互いに、そしてクライアントや社会全体に対して責任ある行動をとることが必要だと考えます。
中でもリンクレーターズは、職業上の専門知識・サービスを無償で提供するプロボノ活動に恒常的に取り組んでいます。
また、その他にも金銭的な寄付による支援や、チャリティのスポーツイベントへの参加、Bridge for Smileとの共同イベントで児童養護施設で育った子供たちへの法教育セミナーも行っております。
2020年7月には、国連グローバルコンパクトという国連のイニシアチブに日本国内の法律事務所としては初めて加盟し、持続可能な社会の実現のために取り組みを継続していくことを表明しました。
こういった社会貢献活動を取り纏め、推進するコーポレート・レスポンシビリティ―コミッティー(CR Committee)という委員会があり、弁護士、秘書、ビジネススタッフなど様々なメンバーで構成されています。
8. ダイバーシティエクイティ&インクルージョン
リンクレーターズは、多様なバックグラウンドや経験を持つ優れた人材を惹きつけ、人々が成長できる環境を提供することを強みの1つとしています。私たちは世界中でビジネスを展開するクライアントと同様、リンクレーターズの弁護士・スタッフも多様でなくてはならないと考えています。ビジネスニーズに応えるだけではなく、クライアントの多様な文化や価値観を反映する必要があるからです。
私たちは、幅広い業界から加わった優秀な人材がそれぞれの才能を発揮できるインクルーシブな環境を創造、提供することを心がけています。グローバルでの採用、研修、サポート体制をはじめ、各国のコミュニティやプロジェクトへの投資など、ダイバーシティの促進に注力しています。
ダイバーシティにおける革新的な取り組み・制度・プログラム
リンクレーターズは、独自にダイバーシティに関するイベントを開催するほか、クライアントや他の法律事務所と共にジェンダーや性的指向・性自認・性表現といったテーマにフォーカスしたイベントも開催しています。我々はイベントを通してテーマについて学び、いわゆるマイノリティと呼ばれる我々の同僚が直面する困難について理解を深め、職場環境においてどのようにサポートできるのかを考え、行動を起こすことを奨励しています。
以下、ダイバーシティ&インクルージョンにおける革新的な取り組み、制度、プログラムをいくつかご紹介いたします。
ジェンダー:
目標 - マネジメント層におけるジェンダーバランスを考慮し、パートナーの30%以上の割合を女性が占めることを目指していました。中でも、グローバルに2つあるトップ・マネジメント・コミッティに占める女性の割合を30%にする目標を表明しておりましたが、それぞれにおいて31%と46%を達成しています。我々は引き続き、ジェンダーバランスを向上できるよう取り組んでいます。
ウイメンズ・リーダーシップ・プログラム :ダイバーシティ&インクルージョンの中核となる本プログラムでは、女性の才能を見出し、伸ばすことにより、次世代のロールモデルやメンターとなる女性パートナーを増やしていくための取り組みを行っています。
ネットワーキング:女性クライアント向けに、キャリアや個人の成長を促す研修、およびネットワークイベントを提供しています。
ワーキングペアレンツ:
子育てをしながら働く弁護士やスタッフをサポートすることを目的に、ワーキングペアレンツのためのウェブサイトの運営をはじめ、関連する様々な情報、サービス、福利厚生を提供しています。
LGBTQ+:
アジア地域のオフィスを跨る「LGBT&アライ・ネットワーク」(アジアオフィスに所属するLGBTQ+スタッフ間のネットワーク)を通じ、スタッフ同士が情報交換や相談をする場を提供します。また、LGBTQ+をサポートするアライの目印となるステッカーを配布しています。
就業規則などの諸規定において、配偶者の定義に同性パートナーも含まれることを明記しており、同姓婚も平等に特別休暇を始めとする福利厚生の対象となっています。「いじめ・ハラスメントに関する方針」および「ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョンに関する方針」を規定しており、これらの方針は、所内のイントラネットで開示して周知するとともに、研修等でも説明しています。ジェンダー、配偶者/シビル・パートナーの有無、性転換、妊娠・出産および性的指向の「保護対象となる属性」を理由として所属弁護士・所員を差別することを禁じています。所属弁護士・所員が職場において性的指向を根拠として不当に不利な立場に置かれたり、処罰対象になることはありません。
リンクレーターズは、他の法律事務所と共にLGBT Q+に関する取り組みをサポートし、同性婚を合法化するための活動を行うネットワークを立ち上げました。私たちは主要な立ち上げメンバーの一員として積極的に活動に取り組んでいます。
一例として、LGBTQ+に関する理解を促進するために、クライアントと協働で関連するテーマの映画チケットを社員に無償で提供し、鑑賞後にパネルディスカッションを開催しました。パネルディスカッションでは、LGBT Q+に関する基本的な知識、LGBT Q+の人々がカミングアウトする際に直面する課題や、職場・社会における偏見、日本における状況を話し合い、LGBT Q+である弁護士やアライである管理職の体験を交えたディスカッションが行われました。
受賞歴
ダイバーシティに関する受賞歴は下記の通りです。
- ファミリーフレンドリーアワード、第二東京弁護士会 (2017 年)
- 「PRIDE指標」(LGBTに関する企業等の取り組みの評価指標)「ゴールド」、「work with Pride」主催 (2016 年~2023年)
- Ernst & Young LLP Diversity Award (2014 年)